住宅の壁は、住まいの中で最も大きな面積を占める部分です。
また、暖色系は「進出色」・寒色系は「後退色」・白は最も軽く黒は最も重く感じる色など、与える印象も変わってきます。
例えば、1枚目は白が多めの青、2枚目は黒が多めの青です。
2枚目の方が色に重みがあり、1枚目と比べると圧迫感を感じます。


このように、同じ系統でも白に近いか黒に近いかで異なる印象を与えます。
そこで本日は、薄い茶色の床・ミディアム色の床・ダーク色の床の3種類に壁紙を組み合わせたCG画像を元に、それぞれどんな印象を与えるのか見ていきましょう。
① 薄い茶色の床と壁紙
<オレンジ>

オレンジの壁紙にホワイトのオープン棚を組み合わせたLDK。
アクセントクロスとのコントラストがはっきりして、家具がナチュラル系だと空間が映えて見えます。
<黄色>

パステルカラーの黄色を入れた玄関スペース。
お客様を迎える、明るい空間になりますね (^^♪
<青色>

水色の壁紙とナチュラルな家具が可愛くもおしゃれなダイニングキッチン。
メインカラーが白のため、爽やかさを感じます。
<緑色>

淡い黄緑色の壁紙を貼ったLDK。
広い一面に使用しても違和感のない色合い。
② ミディアム色の床と壁紙
<オレンジ>

2面をラインの入ったオレンジ色にした洋室。
5.2帖の空間ですが、圧迫感を感じないエネルギッシュな雰囲気になりました。
窓枠や巾木がホワイトだと、コントラストが綺麗に見えますね。
<黄色>

ミディアムに黄色ってあうのかな?と思いますが、実際に組み合わせてみると「変ではない」と実感できます。
パステルカラーの黄色を使えば、さらに明るい空間にできますが、ややトーンが低い色にすれば、変に目立つこともなく落ち着いた雰囲気に。
<青色>

淡いブルーの壁紙に白の腰壁、ミディアムブラウンの建具や床がモダンで落ち着いた印象を与える洋室。
家具にも同じ系統の色を使うと統一感のあるお部屋になります。

1枚目よりもちょっと暗めの壁紙を書斎に採用!
お軽く開放的なお部屋もいいですが、静かに集中して過ごしたい時はこの落ち着きさが丁度いいですね。
<緑色>

カジュアルな印象を与える壁紙。
優しい色で観葉植物を置きたくなる色合いです。
<グレー>

リビング一面とキッチン一面に貼ったダークグレーの壁紙。
家具も黒系に合わせるとシックでかっこいい室内になりそうです。

白に見えますが、全面ライトグレーの壁紙を貼ったLDK。
全体的にトーンダウンした室内は、落ち着きを感じられる空間になりました。
③ ダークブラウンの床と壁紙
<オレンジ>

明るくて元気が湧いてきそうなオレンジの壁紙。
白・茶色・オレンジのコーディネートはモダンで素敵☆
<黄色>

左右で違う色を貼ったWIC。
同じ黄色でも床の色が違うだけでモダンな室内にコーディネートできます。
<青色>

ダークブラウンの床と青色の壁紙の組み合わせ。
鮮やかなインテリアが入るとアジアンテイストに見えておしゃれ♪
<グレー>

模様の入ったダークグレーの壁紙とシックな家具を組み合わせたモノトーンインテリア。
上品な室内空間ですね✨
皆様、いかがでしたか?
以上、住まいのつぶやきでした。
最後までご覧いただきありがとうございます!
